吉田修一の章

ひなた丸善丸の内で買って、隣の丸の内ホテルの喫茶店で読む。静かで広くてオヌヌメ。コーヒー一杯千円くらいするけど、ご愛嬌。
この「ひなた」、そもそも何でひなたなのかさっぱりわからんけど、連載時も読んでないけど、これはたぶん『JJ』の連載とは全く違う作品になってるのだろう。
やっぱり、上手い。円熟している。東京に来て約三年やっとわかったことがある。吉田修一ほど東京を掴んでいる作家は他にいないんではないだろうか。その孤独、幻想について。